注目されていなくて、初日の本会議でスルっと通ってしまった議案。
「名誉区民」
任命同意なので、上程即採決となります(質疑、意見表明はその場でできます)。今回4人の伝統芸能の芸術家に「名誉区民」の称号が贈られることになりました。私はもちろん同意に反対しました。
「名誉区民」は、小柴博士のノーベル賞受賞のときにでき、小柴さんが第一号(ちなみに、妙正寺川ぞいの「小柴博士の散歩道」は、このときの記念事業です)。その後、名誉区民になった人はどーもいないようなのですが、今回いっきょに4人です。
小柴さんにせよ、今回の4人の方にせよ、これだけ立派な業績を上げていらっしゃる方に、杉並区ごとき(?)が「名誉である」と表彰するなんて、逆にはずかしいです。
この数年だと思いますが、実は中学校の卒業時に、成績・スポーツともにすぐれた子どもが、ひとり、表彰されるようになりました。
これもオカシイ。勉強の成績、スポーツの成績ともにそれぞれの場面でちゃんと評価や賞を受けている子に、さらに杉並区が「えらいぞ」と表彰をするのです。この間は石川遼くんも表彰されていたし(理由は何なんだろう)。
善行をおこなった子どもも区に表彰されます。賞の名前は忘れたけど。ナントカ青少年。
国だと勲章ですが、区長は勲章を出せないかわりに、こういうものを乱発するんでしょうね。賞をもらうひとよりも偉いんだと錯覚したいために。
ちなみに、以下はWikipediaにのっていた23区のおもな「名誉区民」(小柴さんが「平和賞」になってる。やっぱWikipediaは鵜呑みにしちゃダメですね)
北村西望(彫刻家、北区、1981年)
小柴昌俊(ノーベル平和賞受賞者、東京大学名誉教授、杉並区、2002年)
童門冬二(作家、目黒区、2000年)
ドナルド・キーン(日本文学研究者、北区、2006年)
日野原重明(聖路加国際病院名誉院長、中央区、1999年)
やなせたかし(児童文学作家、新宿区、2004年)
横山大観(画家、台東区、1957年
