福田首相を追いつめたものはなにか
福田首相辞任! 「まさか」も2年続くと「サプライズ」ではないかもしれませんが、やはり一国の首相が自ら辞めるというのは尋常なことではありません。
昨年のサブプライムローン危機以来、世界の情勢は劇的に変化し、この1年、米国発の経済危機が日本を直撃し、国民は急速な物価高に苦しめられています。
福田政権が小泉・安倍政権から引き継いだ使命は、財界の求める「財政再建」と自衛隊の海外派遣(給油活動やイラク)を伴う外交的発言力の強化でした。
しかし、原油高、食品値上げなどによる生活と営業の危機を前に、財政再建もままならず、給油活動の継続も「ねじれ国会」のため難しいという状態では、政策の選択の幅は限られていたのです。

自民党総裁が誰になろうが、仮に民主党が総選挙で多数をとって政権交代となろうが、財界のめざす路線に従うかぎり政治が大きく変わることはありません。
漁業者、農業者、トラック業界など、次々に集会・デモなどの行動で、窮状を訴えています。国民各層から政治の変革を求める行動を強めていくことこそ、本当の解決につながっていくのではないでしょうか。
