「外環道」来年度強行着工か

松尾ゆりの杉並区政報告わくわくレポート
●石原都知事が亡霊を蘇らせた

1970年に計画凍結されていた外郭環状道(外環道)計画は、東京の大規模再開発とゼネコンの利益を求める石原都知事によって復活、昨年「大深度地下型」の都市計画決定がなされました。

●青梅街道「片側」インターチェンジとは

新しい計画では青梅街道インターチェンジが設置されます。杉並区も区民もインターには強く反対していたので、「練馬区側のみの片側」、杉並区にはつくらないとの説明ですが、両区の境にインターができるのですから、環境への影響は両面の場合とかわりません。

●地下型のはずが、地上部にも道路

しかも、外環道本線は地下型に変更されたのに、実は地上部の道路も「外環ノ2」という名前で生き残っていることが判明。本線と地上部の両方が建設されれば、3000世帯の立ち退きが生じます。

●「課題検討会」では疑問の声が圧倒的

国・都は昨年「課題検討会」という区民の意見を聞く会を催しました。その中では「経済危機や少子高齢化を考えれば外環道は必要と思えない」「必要性があるのかどうかから議論すべき」など計画の進め方、検討会の進め方にかかわる意見が大多数(すべての意見の6割)を占めました。また地下水やみどりの保全などを心配する声も多いのに、国・都はきちんと説明もせずに一方的に話し合いを打ち切り「2009年度着工」を強行しようとしています。このままでは、善福寺地域の地下水が枯れ、豊かな緑が失われていくことになりかねません。
区民のみなさんのご注目をお願いします。