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ヤジと怒号の中で生まれた「減税基金条例」

松尾ゆりの杉並区政報告わくわくレポート 新聞などでごらんになったかもしれませんが、山田区長が提案した「減税自治体構想」のための「減税基金条例」が区議会で可決されました。賛成30反対15の賛成多数で可決されたものですが、そこに至る審議はすさまじいヤジと怒号の中で行われました。

 「減税基金」の採決前に私たち4名の議員が提出した修正案の審議を行ったのですが、その際、そもそもの原案を提出した区長に対して質問する議員に対し、富本議長が「答弁の必要なし」と区長答弁をさせず、議員が抗議しました。それに対し与党(賛成派)議員からのヤジがひどく、一時は発言がまったく聞き取れない状態でした。

 修正案に対して、意見があれば、堂々と述べればいいのであって、発言を妨害することは許されません。また、修正案の是非を判断するには原案の問題点の検討、あるいは、原案提出者の意見を聞くことは必須ですが、議長はそれをさせませんでした。

 議案の問題点を理性的に討論するのが議会であるはずなのに、反対する意見をのべる議員に対しては、発言を封じるためにそこまでするのか、というのが率直な感想でした。

 「減税自治体構想」自体への批判はこれまでもお伝えしてきましたが、今回覚えておいていただきたいのは、この構想が「ヤジと怒号の中で生まれた」ということです。そして、ここまでやってこの条例を可決させた議長と賛成派の議員の皆さんには、将来にわたってこの「減税自治体構想」の行く末に責任を負っていただきたいものです。