松尾ゆり
わくわくの日々

区議会全員協議会で児童館や図書館について質問しました

●2016-12-08

2016年11月22日杉並区議会全員協議会にて「施設再編整備計画第一次実施プラン改定」など4計画の改定について報告と質疑が行われました。報告内容は区ホームページに掲載されています。
杉並区議会ホームページに公開されています

■最初の質問

施設再編について。区民からの意見を拝見すると、総括的に見直しを求める意見が多いのが特徴。みなさん大変論理的で、「スクラップアンドビルドは時代に逆行しているのではないか」「止めるべき事業は止める」「老朽化の判断はどうなのか」というようなことが指摘されている。財政の軽減と区は説明するが、そうじゃなくて逆に公共事業が肥大化しているのではないかという印象を区民のみなさんは受けているのではないかと思うし、私もそういう印象を受けるので見解を伺う。

次に、コスト面について、財政効果ということだけじゃなく、実際、この事業にどのくらいのお金がかかり、どのくらいの効果があるのか、出入りについての試算を今後提示すべきと考えるがいかがか。

3点目に、説明会でも意見があったが、計画の策定段階から区民の参画と公開を行うべきという指摘があった。今回は終わってしまったわけなので、第二次プランの策定にあたってはそのように行うよう求めるがいかがか。


■杉一小の建て替え計画変更について

次に個別に質問する。
杉一の建て替えについて説明があった(河北病院の移転に伴い病院跡地に杉一小を移転の方向で検討)。地域のご意見をうかがっているということだが、年度末までに結論ということで、この段階で一方的に区がこう決めましたということではなく、今後とも、地域の少数の方のご意見だけでなく、全区的な事業であるので、区民の意見をしっかりと聞いていくべきと考えるが、その方策を尋ねる。


■児童館について

児童館廃止反対について90件くらいご意見がきているが、放課後等居場所事業についての表記が変更されている。「施設再編整備計画」のp6、p67で、変えた理由はどういうことか。


■多種多様な居場所

次に「多種多様な居場所」という答弁があったが、どこが多種多様になるのか。小学生の居場所は学校に限定されていくのではないかとも感じるが説明を求める。


■子ども子育てプラザ

児童館の3点目、プラザ事業、放課後等居場所事業ともモデル事業がないので、実際どうなっていくのかを地域の人たちがイメージできない。賛成も反対も言えない。モデル事業をしっかりとやって、検討の余地を与えていただきたい。それまでは性急に進めるのはいかがなものかと思う。


■下井草児童館の廃止

下井草児童館の再編について。反対意見がたくさん出ている。向井公園がなくなって、隣の下井草児童館もなくなってしまう。すでに子どもたちは遊ぶところがなく、路上で危ない目にあったりしている現実がある。そういう点で児童館をなくすのはやめていただきたい。200名の学童とう話がさっきから出ているが、現在の2か所の学童でまかなっていくという考え方を継続し、過大な人数の学童は望ましくないと思う。


■図書館のスリム化

次に図書館についてうかがう。スリム化について反対の声が多数あった。増え続ける資料を減らしていくという方向ではなく、一定の除籍は必要としても、書庫をきちんと確保していくということで、資料の確保をしていただきたい。
それから、地域資料が今後たくさん出てくるのではないかと思うので、地域資料館の建設などを検討してはいかがか。タイトル数の維持については、本はたくさん出版されるので、タイトル数が実際上は減るんじゃないかという話もある。その点を確認する。


■ふれいあいの家

最後に行革について。ふれあいの家について方針が出されているが、今後とも区の責任で基幹的なサービスとして維持していくことを要望する。

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