4月から介護保険制度が改正されます。問題は、サービスが増えるわけでもないのに、介護保険料が大幅にアップされることです。杉並区の場合、基準保険料(第5段階)が4,000円から5,200円へと3割もアップ(所得によって金額が違います)。全国的にも5,000円台と言われています。
サービスでは介護と看護を組み合わせた「複合型」や24時間対応のサービスが新しくつくられますが、対応できる事業者が限られている一方、利用者負担が高く、どの程度普及するかは未知数です。これまでの介護保険の不便が解消されることにはなりません。
また、医療行為(たんの吸引等)を介護福祉士が行えるようになりますが、なかには看護師でも難しいケースもあり、不安が残ります。さらに医療行為の範囲を拡大する動きもあり、安全性が問われます。
厚生労働省はこれまで、
●利用者の自己負担のアップ(1割から2割へ)、
●ケアプランの有料化、
●軽度の人(要支援、要介護1~2)のサービス削減→ボランティアに依頼?
などを提案してきました。今回の改正には盛り込まれないものの、これらも、今後心配な点です。

